HEOSでiTunesを聴く方法
ストリーミング時代の新しいワイヤレススピーカー「HEOS」ですが、ストリーミングだけが便利なわけではありません。今回はパソコンのiTunesに入っている曲をHEOSで聴く方法をお伝えします。
デノンが提案するストリーミング時代の新しいワイヤレススピーカー「HEOS」。
これまではSpotifyなどストリーミングサービスでの便利な使い方を主にお伝えしてきましたが、HEOSの楽しさはもちろんそれだけではありません。
今回はパソコンのiTunesに入っている曲をHEOSで聴く方法をお伝えします。
HEOSラインナップ
どこでも好きな場所へ連れて行けるもっとも小さなHEOSスピーカー
オープン価格
防滴仕様でいろいろなシーンで活躍
オープン価格
縦横置き対応でどこにでもおけるコンパクトスピーカー
オープン価格
お持ちのオーディオシステムにHEOSをプラス
オープン価格
HEOS体験会の様子はこちらをご覧ください。
「HEOS」は、これまでデノンブログでお伝えしてきたように「ストリーミング時代に対応するワイヤレスオーディオシステム」ですが、SpotifyやAWAなどのストリーミングでなければその魅力が味わえないわけではありません。
Bluetoothスピーカーとしても今までにない高音質を実現しています。
また、リアパネルをご覧いただけばわかるように、外部入力端子であるAUX IN(ステレオミニ)も装備していますのでここから入力すればLANやBluetoothに対応していない機器も音源として使用できます。
さらにUSB-A入力を搭載いて、USBメモリまたはUSB HDDも接続できます。
対応オーディオファイル形式はAAC / MP3で最大 320kbps まで、WMAで最大 192kbps まで、FLAC / WAV /
ALACでは最大 192kHz/24bit までとハイレゾ音源の再生に対応。
さらに2.8MHz / 5.6MHzのDSD音源の再生まで行えます。
つまりHEOSは手軽にハイレゾ音源を楽しむことができるアンプ内蔵スピーカーでもあるわけです。
↑HEOS 3のリアパネル
HEOSの音源は、HEOSアプリの画面を見れば一目瞭然です。
Spotifyの右にある「tunein」は、インターネットラジオ。
Spotifyの下の「SOUNDCLOUD」は自分の音源をアップロードして共有
できる音楽共有サービスで、世界中のアーティストが参加し、アーティスト自身が自分の音源をアップロードして共有して話題を呼んでいます。
「このiPad」はこのアプリが動作しているスマホやタブレットに入っている音源を再生します。
その下の「USBメモリ」が前述のHEOSのリアパネルのUSBメモリ内のミュージックデータを再生します。
そして「ミュージックサーバー」が、今回のブログのテーマ。
私(編集部I)もそうですが、パソコンのiTunesを音楽データの母艦にしている方、多いのではないでしょうか。
HEOSはスマホやタブレットのアプリで操作するため、ストリーミングやスマホの音源は聴けますが、MacやWindowsのパソコンに入っている音楽データをHEOSで聴くのはできないのではないかと思っている方、多いのではないでしょうか。
かく言う私もそうでした。
しかし、HEOSの「ミュージックサーバー」を使えばネットワーク上にあるパソコンの音源を再生することができるのです。
つまりHEOSでiTunesを楽しむことができます。
今回はその方法をお伝えします。
●HEOSでiTunes、Windowsパソコン編
これは拍子抜けするぐらいカンタンでした。
以下のデノンのFAQページに掲載されているように、Windowsのパソコンに標準搭載されている「Windows Media Player」であればメディアサーバー機能を持っているので、HEOSアプリの「ミュージックサーバー」に表示されます。
「Windows Media Playerで共有したファイルをHEOSで再生できますか?」
Windows Media Playerであれば、これだけでOKです。
ただiTunesを聴きたい場合にはWindows Media PlayerがiTunesのライブラリーを読みに行く設定をする必要があります。
ライブラリーの管理 >音楽 >でiTunesのミュージックデータのライブラリーを指定します。
このように設定します。これで完了!
Windows Media Playerを介してiTunesの曲がHEOSアプリの「ミュージックサーバー」から選ぶことができます。
●HEOSでiTunes、Macintoshパソコン編
では次にMacintosh編にいきましょう。
iTunesにメディアサーバー機能がないため、メディアサーバー機能を持つアプリケーションをインストールする必要があります。
今回はTwonkyサーバーというDLNAサーバーソフトをインストールしてメディアサーバー機能を持たせます。
※19.95ドル、または19.95ユーロの有料ソフトウェアです。
30日間の試用期間があります。
ご自身の責任でダウンロード・ご使用ください。
http://twonky.com/downloads/index.html
さっそくダウンロードして、Twonkyサーバーを起動し、twonkyのミュージックの設定をiTunesのフォルダに指定して共有設定をすればそれで完了です。
というわけで、先ほどのWindowsのPCとMacを同一のネットワークに接続し、iPadのHEOSアプリでミュージックサーバーを見てみると、上にWindowsマシンのiTunesの曲が、そして下にはMacのiTunesの曲が見えるようになりました!
というわけで、私のミュージックデータのデータベースとなっているMacのiTunesの曲が、HEOSアプリの操作で自由自在にHEOSで再生できるようになりました。
Spotifyの有料会員でないと、HEOSは楽しめないの? という声にお応えして、今回はWindowsマシンやMacのiTunesの曲をHEOSで聴くためのTipsをお送りしました。
パソコンの中にあるミュージックデータを家やオフィスの離れた場所に置いたHEOSで鳴らせるというのは、やってみるとなかなか快適です。
この楽しさと便利さ、ぜひみなさんにもご体験いただきたいと思います。
(Denon Official Blog 編集部 I)