■ DENON独自の技術「ニュー・オプティカル・クラスA回路」全チャンネルに搭載。独立6チャンネルパワーアンプ
POA-5000は、 DENON独自のテクノロジーから誕生した「オプティカル・クラスA回路」をさらに発展させた「ニュー・オプティカル・クラスA回路」を全チャンネルに搭載。一般のリスニングパワーレベルまでは純粋A級として増幅動作させることにより、A級ならではの優れた音質と高い効率をあわせて実現しました。
B級アンプで原理的に生じるクロスオーバーひずみやスイッチングひずみの影響がなく、まさにCDやDAT、BS等を中心としたデジタルオーディオ時代にふさわしい光パワーアンプとして傑出した能力を発揮します。
また、この光パワーアンプを支えるのがバイアスコントロール回路からの制御信号をバイアス回路に伝送する"光結合"です。主信号系とバイアス制御回路間の干渉を完全に排除するとともに、光素子を使用することによって、バイアスコントロールのハイスピード化を実現しました。
■ 目的に応じて6ch、5ch、4ch、3chに切替可能な各ch独立モノプリッジ対応方式
フロント、センター、リアの各チャンネルは、それぞれ独立してステレオとモノラルの設定が可能。モノラルアンプとして高い能力を発揮するばかりでなく、スペースの条件やソースに合わせてハイパワーを自在に演出することにより、自由なサラウンドシステム構成を可能にしています。
■ フロント、センター、リア独立電源回路搭載
出力パワーステージへの電源供給は、合計8個のコンデンサを用いてフロント(4個)、センター(2個)、リアー(2個)、それぞれ完全に独立した電源回路から供給されます。これにより、ハイパワー駆動時でも相互のチャンネル間が影響し合うことのない理想的な電源供給が行なわれます。
■ 理想的なシャーシコンストラクション
音質に大きな影響を及ぼずシャーシコンストラクションでは、コントロール部、Lチャンネルパワー段、 Rチャンネルパワー段、電源部のそれぞれを銅メッキシャーシを用いて相互の干渉を最小限に抑え込むことにより、音の汚れや濁りを徹底して排除しています。
■ 入力レベルボリウム&ダイレクトスイッチ
各入力にレベルボリウムを装備し、サラウンドレベルの調整を容易にしています。
また、よりクオリティの高いサウンドを追求するため、個々のボリウムをバイパスしてダイレクトにパワーアンプへ信号伝送するダイレクトスイッチを装備しました。
■ 便利なリモート端子を装備
AVプリアンプAVP-5000とリモートケーブルで接続すれば、 AVP-5000に連動して電源ON-STANDBYの切換を自動的に行ないます。
■ 高速プロテクター回路搭載
主要規格
- 定格出力:
・FRONT:100W+100W(STEREO)、200W(MONO)
・CENTER:50W+50W(STEREO)、100W(MONO)
・REAR:50W+50W(STEREO)、100W(MONO)
(20Hz〜20kHz 8Ω負荷 T.H.D. 0.02%)
・FRONT:140W+140W(STEREO)、280W(MONO)
・CENTER:70W+70W(STEREO)、140W(MONO)
・REAR:70W+70W(STEREO)、140W(MONO)
(20Hz〜20kHz 6Ω負荷 T.H.D. 0.02%)
- 入力感度:1Vrms(STEREO)、0.7VrmS(MONO)
- 入力インピーダンス:47kΩ(STEREO)、47kΩ(MONO)
- 全高調波ひずみ率(全チャンネル):0.008%(8Ω負荷THD 0.05%
- 混変調ひずみ率(全チャンネル):0.005%(60Hz/7kHz=1/4 8Ω負荷、定格出力相当振幅出力)
- 出力帯域幅(全チャンネル):50Hz〜50kHz(8Ω負荷、THD 0.05%)
- SN比:118dB(STEREO)、113dB(MONO)
- 出力インピーダンス:0.08Ω(STEREO)、0.16Ω(MONO)
- 周波数特性:
・1Hz〜100kHz(STEREO)
・2Hz〜80kHz(MONO)
- スピーカー端子負荷インピーダンス:6Ω MIN(STEREO)、(MONO)
- 電源:AC 100V 50/60Hz
- 消費電力:450W
- 寸法:(W)434×(H)184×(D)434mm
- 重量:24.2kg