■開発の狙い
札幌オリンピックで活躍したデンオンの放送局用小型モニタースピーカー101、そしてあの「小さな巨人／SuperBoy101」など、デンオンのモデルナンバー101には輝しい歴史があります。
このたび発売するSuperBoy101IIは、小型スピーカーとは思えぬ93dB 200Wという驚異的な性能と、若者の新鮮な感覚である、ヘビーデューティーなデザインで完成させました。
今や、コンパクトスピーカーは単に性能が良いだけでは、若者に振り向いてもらえない状況ですが、この101IIは驚異的な93dB 200Wの特筆すべき性能と斬新なヘビーデューティー感覚のデザインなどで必ずや、ご期待いただけるものと確信しております。
■驚異のパワー 93dB 200W
デジタル時代の小型スピーカーの決定版とも言うべき、驚異的な93dB 200Wを実現し、デジタルソースへの対応を図るべく（A）スピーカーユニットの支持系リニアリティーの改善 （B）最大許容入力200Wに耐えるボイスコイルの耐熱設計 （C）立上り、立下りを速くする、強くて軽い振動板開発 （D）4コーナープロテクターと強執なキャビネットの採用など、オーディオコンポーネントとしてのメインスピーカーやサブスピーカーとしての一般使用はもとより、レコーディング・スタジオ、ミュージシャンのモニターやスナック、パブの業務用カラオケスピーカー等の過酷な要求にも耐えるようヘビーデューティーな仕上りとしました。
■若者の新しい感覚・・・・・ヘビーデューティー感覚
若者の3分の1がダイバーズウォッチを身につけている。今年のスキーウェアや用具はますます重装備になっている。バイクもレーシング仕様のマシン、レーシング仕様のパーツが増えている。4WD車の人気が日々高まっている。など今、若者の志向はヘビーデューティー感覚に。
これらの新しい感覚、流れをこの101IIに採り入れ、驚異的な性能にプラスヘビーデューティーな感覚を盛りこんで仕上げました。
■音楽再生空間がひろがるフリースタイルなセッティング
別売のスピーカーグリップASG-101（\12,000）等のオプションを使用することにより様々なレイアウトを可能にし、かつてないスタイルで若者の音楽再生空間を無限に広げます。
■主要規格
- 使用ユニット：13cm、2.5cm
- 再生周波数帯域：45Hz〜40ｋHz
- 出力音圧レベル：93dB（1W・1m）
- 最大許容入力：200W
- インピーダンス：6Ω
- 外形寸法：183×283×192mm
- 重量：3.5kg
（昭和58年）
