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 (昭和60年)

「AV対応 防磁設計」
「デジタル対応 PCM振動板搭載」
「瞬間最大250W 35Hz〜65kHzの広帯域」

3ウェイ3スピーカーシステム
SC-903V
標準価格:39,800円

■1985年2月

SC-903Vは、すべてのユニットを徹底的に防磁処理し、ブラウン管への悪影響(色ムラ、色ズレ)を追放すると共に、定評ある“PCM振動板”“アルファーボロン振動板”をそれぞれウーハー、ツイーターに採用することにより、超低音域から超高音域までダイナミックな再生を可能にした本格的AV対応スピーカーシステムです。
単品スピーカーとして、コンポーネントシステムのスピーカーとして、またAVシステム用スピーカーとして、将来の発展を考え、安心してお客様におすすめ出来る高性能スピーカーです。


SC-903Vの3大特長

(1)新開発・高剛性PCM振動板ウーハー搭載

コンパクト・ディスクに代表されるデジタル音源の普及に伴ない、超低音楽器の再生が容易になり、これを再生する低音用スピーカーの性能向上が課題になってきました。瞬間の低音楽器に、振動板が瞬時に応答し、しかもその大きなエネルギー(音圧)を支えるには、軽くて剛性の強い振動板が要求されます。
PCM振動板は、適正な内部損失を持つポリプロピレン(P)にカーボングラファイト(C)、マイカ(M)の結晶を特殊加工したもので、軽量でしかも、剛性をポリプロピレン振動板の2.5倍(当社比)、紙の約9倍と大幅に向上させたものです。
低音の音圧を支える高剛性PCM振動板によって、再生周波数帯域を広げることができ、低音楽器の表現力を一段と高めています。

(2)本格的AV対応防磁設計

●すべてのスピーカーユニット(ウーハー、スコーカー、ツイーター)を徹底的に防磁処理し、ブラウン管への悪影響を追放した本格的AV対応スピーカーです。
●AVシステムの音質バランスをとり易くするためアッテネーターの可変範囲を大幅に広げました。このためレイアウトによる音質コントロールの自由度が大幅に広がります。

(3)デジタル対応 瞬間最大250W、35Hz〜65kHzの広帯域設計

瞬間最大許容入力250W、音圧レベル92dBのスーパーパワーでCDを初めあらゆるソースにパルシブに応答します。


形式

  • 3ウェイ・3スピーカーバスレフ形

使用スピーカー構成

  • ウーハー:22cm防磁設計
    ポリプロビレン系コルゲーションリブコーン系
  • スコーカー:4.3cm防磁設計
    硬質軽合金サンドイッチ構造振動板ハードドーム形
  • ツイーター:1.6cm防磁設計
    「アルファーボロン」振動板ハードドーム形

入力インピーダンス:6ohm

    最大許容入力:110W(プログラムソース)

      再生周波数帯域:35Hz−65kHz

        平均出力音圧レベル:92dB(1m・1W)

          クロスオーバー周波数:1.5kHz 8kHz

          レベルコントロール:高音域・中音域連続可変

          キャビネット:黒色木目調仕上針葉樹系パーチクルボード

          寸法:W297×H525×D252(mm)

          重量:12kg


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