HDフォーマットのために、DENONがなすべきこと。D.D.S.C.-HD DENON AVサラウンドアンプの第1の設計思想は“コンテンツ製作者の意図をありのままに再現すること”です。この設計思想を実現する技術の核となるのが、高音質サラウンド再生回路であるD.D.S.C(. Dynamic Discrete Surround Circuit)デジタルです。新たに開発したDDSC-HDでは、最新の高品位HDフォーマットに対しても“コンテンツ製作者の意図をありのままに再現すること”が可能となり、クオリティの高いサウンド再生を実現します。 | ||
ディスクリートデバイス D.D.S.C.デジタル”は、サラウンド再生のために必要な信号処理回路を一つ一つのブロックに独立させ、個々のブロックには高性能な集積回路を用いてディスクリート化し、さらに全チャンネル同一レスポンス、同一クオリティで構成されています。 | ||
最新型32bitフローティングポイントタイプDSPを採用 デコーダー部には、高性能32bit フローティングポイントタイプのDSPを2基搭載。 | ||
マスタークロックデザイン 高精度なD/A変換を実現するため、マスタークロックの純度を高める様々な手法を導入しています。 | ||
デジタルオーディオデバイス 192KHz/24bit高性能D/Aコンバーター、192kHz/24bitの処理能力を持つDIRとA/Dコンバーターを搭載。 | ||
高音質テクノロジー“AL24 Processing Plus”を採用 全チャンネルに対して、DENON独自の原音波形再生技術である“AL24 Processing Plus”処理を施します。デジタルオーディオ信号の持つ、量子化により発生する歪みを低減、かつ低レベル音楽信号再生能力を最大限まで高めます。 | ||
マイクをつなぐだけでスタートする、リスニングルーム全体のサポートを可能とするプラグイン・オートセットアップとルームEQ(イコライザー)機能 付属の高性能マイクを使い、スピーカーとリスニングルームの特性を測定、高性能DSPにて分析し、スピーカーの初期設定を自動で行なう“オートセットアップ機能”と、最新のMult EQ XTテクノロジーによって、複数のリスニングポジション(最大合計8箇所)のデータから新開発のアルゴリズムによる緻密で正確な演算を行い、リスニングルーム全体を最適な視聴環境となるように周波数特性を補正する “ルームEQ(イコライザー)機能”を搭載しています。 | ||
リスニングルームの測定情報から、最適な周波数特性や音量を常にモニターするAudysseyのコントロール機能 | ||
付属の高性能マイクを使い、スピーカーとリスニングルームの特性を測定、高性能DSPにて分析し、スピーカーの初期設定を自動で行なう“オートセットアップ機能”と、最新のMultEQ XTテクノロジーによって複数のリスニングポジション(最大合計8箇所)のデータから最新のアルゴリズムによる緻密で正確な演算を行い、リスニングルーム全体を最適な視聴環境となるように周波数特性を補正する “ルームEQ(イコライザー)機能”を搭載しています。また、測定したデータを元に小さな音量でも音の質感を損なわないようにするDynamic EQ、そしてこれらの機能を組み合わせて最高のパフォーマンスを発揮するDynamic Volumeを搭載しています。 | ||
プラグイン・オートセットアップ機能 以下6項目のスピーカーの基本設定を自動的に行います。 (1)スピーカー接続 (2)スピーカーサイズ (3)スピーカーレベル (4)スピーカー距離 (5)スピーカー位相 (6)クロスオーバー周波数。マイクを接続するだけで測定のスタンバイ状態になります。 | ||
ルームEQ機能 複数のリスニングポジション(最大合計8箇所)の測定を行うことにより、リスニングエリア全体の周波数特性の補正を自動的に行います。オート設定時は位相変化が理論上無いFIRフィルターによって各スピーカーの緻密な補正を行います。補正パターンはAudyssey、Audyssey Byp. L/R、Audyssey Flatの3種類があります。また、9バンドのグラフィックイコライザーを用いたマニュアル設定も可能です。マニュアル設定時は好みの楽曲を聞きながら補正を行うことが可能です。マニュアルを含めた4つの補正パターンはサラウンドモード毎にアサインする機能が有りますので、ソースごとにリスニングエリア全体の補正を手軽に設定することが可能です。 | ||
Audyssey ダイナミックボリューム機能 映画番組ではセリフがはっきりと聞こえるように音量を上げていたら、急にCMに変わったため音量をあわてて小さくするという経験をしたことがあると思います。このような問題を解決するため、Audyssey Dynamic Volumeは音源を常にモニタリングしながら、ダイナミック感を損なうことなく最適な音量に調節します。 | ||
HD Audio Section | ||
Dolby TrueHD, DTS-HD Master Audio対応(HDMI ver1.3a) 最新のロスレス圧縮音声フォーマットのDolby TrueHDやDTS-HD Master Audio、その他Dolby Digital PlusやDTS-HD High Resolution Audioなど最新のデジタル音声フォーマットに対応したデコーダーを搭載しました。 |
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High Current Power Supply 高音質、高画質を支える電源部は、各回路ブロック別に巻き線を分離した大型で強力なメイントランスとマイコン専用、Ethernet/USB専用にそれぞれ独立した合計3つのトランスを搭載しました。さらに電源回路が回路ブロックごとに細分化されており、それぞれのブロックごとに分離した電源供給を実現。共通の電流経路を無くし回路間の干渉を抑えることで、高音質、高画質の再生を可能にしています。 | ||
可変ゲインボリウムとプリアンプ 実使用領域でのS/Nを大幅に改善することを目的に、プリアンプのゲインを可変することにより出力レベルを調節することができる、高耐圧プロセス可変ゲインボリウムを全チャンネルに採用しています。 | ||
ミニマムシグナルパスサーキット 無垢なオーディオ/ビデオ再生を目指し信号経路のシンプル&ストレート化を徹底。信号の引き回しを最小限の経路にし、オーディオ/ビデオの各回路における信号の劣化を最大限に防いでいます。 | ||
ダイレクトメカニカルグランド 振動による音質に与える影響を徹底して抑えるため、防振構造の見直しを行ないました。振動の発生源となるパワートランスの取り付けはトランスプレートを介しボトムシャーシにしっかりと固定。 | ||
回路ブロックごとに分離独立した構成基板、配置レイアウト | ||
DENON LINK 3rd装備 DENON LINKは、高速伝送素子を用いてバランス伝送を行なうことで、信号劣化の少ない高速・高品位なリアルタイムデジタル伝送を可能にするジッターレス・デジタル・インターフェイスで、PCM 192kHz/24bitのデジタル入力信号や、DVD-AudioやスーパーオーディオCDなどの高速・高音質ソースのマルチチャンネル信号も直接DVDプレーヤーからデジタル入力することができます。 | ||
金メッキ端子と高音質部品の採用 | ||
コンプレスド オーディオ リストアラー機能搭載 Compressed Audio Restorer は、Internetからダウンロードされたり、デジタルーオーディオプレーヤー用に圧縮された音声ファイル(音源)に対し、圧縮によって失われた音声情報を補間し、音のトータルバランスを崩さず「低域の力強さ」「高域の繊細さ」を再生するデノンのオリジナルオーディオ技術です。 | ||
純粋に音楽を高音質で楽しむピュアダイレクトモード 純粋に音楽を徹底した高音質で楽しむことが可能な“ピュアダイレクトモード”を搭載しています。 | ||
フロントチャンネルのバイアンプ駆動、2chピュア・システムの切替えを可能にするサラウンドバックチャンネルのアサイン機能搭載 サラウンドバックチャンネルのパワーアンプは、フロントチャンネル/2チャンネル再生のいずれかにアサイン(割り当て)が可能。たとえばフロントチャンネルにアサインした場合には、フロントチャンネルのスピーカーにバイアンプ接続が可能ですので、再生クオリティをいちだんと向上させて楽しむことができます。 | ||
10種類のDENONオリジナルサラウンドモードを搭載 ●スーパースタジアム●ロックアリーナ●ジャズクラブ●クラシックコンサート●モノムービー●マトリクス●バーチャル●ビデオゲーム●ワイドスクリーン●7chステレオ | ||
夜間など小音量で聴く場合のナイトモード搭載 効果を弱、標準、強と3段階に調整できます。 | ||
HD Video Circuit | ||
Ver1.3a対応HDMI装備 Deep ColorやxvYCCに対応した最新のインターフェイス「HDMI Ver1.3a」を装備しています(入力3系統、出力2系統)。 また、ドルビーやDTSのロスレス音声フォーマットに対応し、 HDMI端子用のケーブル1本のみで映像と音声のデジタル伝送が可能です。また、2系統のHDMI出力は同時に出力することが可能です(1系統をプロジェクターへ、もう1系統を大画面テレビへと映すことが可能です) | ||
HDMI出力2系統装備 HDMI出力は2系統装備し同時に出力することが可能です。1系統をプロジェクターへ、もう1系統を大画面テレビへと映すことが可能です。 | ||
I/P & Scaler 本機のビデオ回路には、定評のあるファロージャブランドのI/P(インターレース/プログレッシッブ)コンバーターを搭載しています。ファロージャ独自のDCDi技術によって、ビデオ素材をI/P変換したときに見られるジャギー(ギザギザ感)を補正して、高品質でスムーズな画像を実現します。入力された映像信号を、1080pにスケーリングした高解像度デジタルビデオ信号でHDMI端子より出力できるスケーリング機能を搭載しています。 | ||
高速・高精度216MHz/12bit Video DAC I/Pコンバーターからの高品位ビデオ信号を最大限活かすため、高速・高精度216MHz/12bitのビデオDACを採用。微少レベルの映像信号の再現性を高め、原画像に近い高精細映像を再現します。 | ||
豊富なメディアとの接続 / ネットワーク機能 | ||
ミュージックサーバー機能 Windows Media Player Ver.11等のミュージックサーバーを利用して、パソコンに保存した音楽ファイルを、LANを経由して再生することができます。 ※本機のミュージックサーバー機能はDLNA(Digital Living Network Alliance)に準拠しています。 | ||
インターネットラジオを楽しむ。 LANに接続して世界中のインターネットラジオ放送を聴くことができます。 ※MP3/WMAのインターネットラジオが再生できます。 | ||
USBメモリーオーディオプレーヤーから直接音楽ファイルを再生できます | ||
Dock Control端子装備 別売のDENON iPod用コントロールドックを接続することで、リモコンでのiPodの操作を可能にします。 | ||
AV Amp Network Setup(Web コントロール)機能 | ||
快適な操作性 | ||
日本語表示に対応し、より操作性、視認性のよい新開発GUI 日本語表示に対応した新開発GUI (グラフィカル・ユーザー・インターフェース)を搭載。大きく使いやすさを向上しています。 |
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HDMIのCEC(Consumer Electronics Control)に対応 HDMIコントロールに対応したテレビやプレーヤーとHDMI接続すれば、電源のON/OFFやファンクション切換、ボリウム調整などがテレビのリモコンで操作できます。また、AVアンプの電源をスタンバイにした場合でも、プレーヤーの映像と音声がテレビで楽しめるパススルー機能にも対応しております。 ※対応メーカー:シャープ、パナソニック、東芝、日立、三菱(2008年7月現在) ※接続する機器や設定によって動作しない場合があります。 ※詳細はHDMIによるシステムコントロール(HDMI CEC:Consumer Electronics Control)についてをご参照下さい。 | ||
オプションの2Way RF Remote対応 別売のRFリモートコントローラー RC-7000CI(オープン価格)とRFリモートレシーバー RC-7001RCI(オープン価格)との組合せで本機とRC-7000CIの間で双方向通信が可能となり、リモコンの画面に表示されるリストを見ながら再生するファイルを選択することができます。 | ||
4種類の入力信号フォーマットに対してサラウンドモードを自動的に記憶する“オートサラウンドモード”搭載 | ||
音声と映像のわずかなズレも補正可能な“オーディオディレイ”機能(最大200ms) | ||
設定を瞬時に登録、すぐに呼び出せるクイックセレクトボタン(3モードまで) | ||
暗い部屋でも操作しやすいELタイプリモコン付属 |
● 定格出力/フロント130W+130W、センター130W、サラウンド130W+130W、サラウンドバック130W+130W(8Ω、20Hz-20kHz、THD0.05%) 【プリアンプ部】 【D/A部】 【フォノイコライザー部】 【ビデオ部】 【総合】 【入出力端子】 ■ オーディオ系 ■ ビデオ系 ■ コントロール端子系 |