AVC-4310はDENON LINK 4thを搭載し、HDフォーマットのHDMI伝送においてジッターを低減(※1)。さらに、クロック・ジッター・リデューサーを搭載し、デジタル処理をするすべての信号に対してジッターを低減したうえでD/A変換します。また、先進のシミュレーションサラウンドのAudyssey DSX、Dolby Pro Logic IIzデコーダーを搭載。幅方向、高さ方向への音移動も実現する新たなサラウンドサウンドを創出します(※2)。簡単なスピーカー設定と快適な操作性を実現するAudyssey Dynamic EQ & Dynamic Volumeを搭載。部屋の音環境の整備と、音源の様々な構成要素をモニタリングしながら、聴取している音源のダイナミズムを損なうことなく音量を調節します。HDMI 2系統出力、CECコントロールや新バージョンのGUI (グラフィック・ユーザー・インターフェース)、アナログビデオ信号のHDMIへのスケーリング・コンバージョンなどホームシアターに必要な機能を網羅しながらコンプレスド・オーディオ・リストアラーやダイレクト・メカニカル・グラウンド、ミニマム・シグナルパス・サーキットなどデノン独自の高音質機能も搭載して、最新のAVセンターと呼ぶに相応しい高機能AVサラウンドアンプです。 (※1)DENON LINK 4thを搭載したブルーレイディスクプレーヤーとの接続が必要です。 (※2)Dolby ProLogic IIzは高さ方向のみ | ||
先進の機能性 | ||
ダイナミック・ディスクリート・サラウンド・サーキット D.D.S.C-HD 最新の32bitフローティングポイントタイプDSPを2基搭載し、ブロックごとに高性能な専用回路をディスクリートで構成したサラウンド回路です。全チャンネルを24bitクォリティで再現するAL24プロセッシングや変換誤差を抑える差動出力D/Aコンバーターなどデノンの高音質技術が随所に活かされています。 | ||
高音質テクノロジー“AL24 Processing Plus”を採用 全チャンネルに対して、DENON独自の原音波形再生技術である“AL24 Processing Plus”処理を施します。デジタルオーディオ信号の持つ、量子化により発生する歪みを低減、かつ低レベル音楽信号再生能力を最大限まで高めます。 | ||
DENON LINK 4th搭載 DVD-A1UDでプレーヤー初搭載となったDENON LINK 4thに対応しています。ブルーレイディスクの収録音声をHDMI伝送する際、DENON LINKを経由してクロックをプレーヤーと共有することによりジッターを低減。ブルーレイディスクがもつHDフォーマットの膨大な情報量もより正確に、余すことなく再現します。 また、ブルーレイディスク以外の対応メディアにおいては3rdエディションとして機能。DENON LINKケーブル伝送に自動的に切替え、リアルタイム処理のデジタルバランス信号をハイスピード伝送いたします。 | ||
クロック・ジッター・リデューサー搭載 クロック・ジッター・リデューサーは入力信号と出力信号の位相を比較することでジッターを低減します。クロック・ジッター・リデューサーはデジタル処理をするすべての信号(内部でデジタル変換されたアナログ入力信号も含む)に対して有効です。 | ||
地デジ、ブルーレイ、フル対応。Dolby TrueHD、DTS-HD Master Audio、AACデコーダー搭載 Audyssey DSX、Dolby Pro Logic IIzデコード対応 先新のシミュレーションサラウンド、Audyssey DSX、Dolby Pro Logic IIzのデコーダーを搭載しています。音声信号の空間情報を判別して、Audyssey DSXでは幅方向と高さ方向の信号を、Dolby Pro Logic IIzでは高さ方向の信号を出力するサラウンドサウンドがお楽しみいただけます。 | ||
サラウンドバックチャンネルのアンプアサイン機能 サラウンドバックチャンネル L/R用のアンプはフロント L/R(バイアンプ用)、フロントハイト L/R、フロントワイド L/Rのいずれかにアサインできます。また、ゾーン設定されている時は、ゾーン2または3にもアサインできます。 Dolby ProLogic IIzでは高さ情報(赤丸)を、Audyssey DSXでは高さと幅方向(青丸)の音を出力します。 | ||
HDMI Full Compatibility HDMI入力6、出力2系統装備 ハイビットプロセッシング&i/pスケーリング映像エンジン 映像回路には最高級ブルーレイディスクプレーヤー DVD-A1UDの技術が投入されたi/pスケーラーが搭載されています。アナログ信号のHDMIへのアップスケーリングをはじめ、HDMI映像信号においても1080pへのスケーリングが可能です。アナログ信号のスケーリング時にはデジタル・ノイズ・リダクションやエンハンサー等を機能させることができ、標準映像をハイビジョン並の高画質としてHDMI出力できます。これによりモニターTVにはHDMIケーブル1本の接続ですべての画像の伝送が可能です。 | ||
ディスプレイやビデオレコーダーとの連係が可能なHDMIコントロール(CEC)に対応 電源のON/OFFや入力ソース切換、ボリウム調整などが対応したテレビのリモコンから操作できます。また、アンプの電源がスタンバイでもプレーヤーの映像と音声がテレビで楽しめるパス・スルー機能も備えています。 ※ 対応メーカー:シャープ、パナソニック、東芝、日立、三菱。接続する機器や設定によっては動作しない場合があります。 ※ 詳細はHDMIによるシステムコントロール(HDMI CEC:Consumer Electronics Control)についてをご参照下さい。 | ||
最新バージョンのGUI(グラフィック・ユーザー・インターフェース)搭載 階層の見直しやアイコンの整理、追加を行い、操作性の向上を図りました。HDMI画像に重ねて半透明で表示させます。 | ||
高画質が際立つ怒濤のサウンドクォリティ | ||
出力190W(6Ω JEITA)、7chディスクリート・モノ・アンプ・コンストラクション 高画質・高音質を支えるブロックごとに独立した電源部 ブロック別に巻き線分離した強力なメイントランスと、マイコン専用、デジタル専用に独立した合計3つのトランスを搭載。さらに電源回路を回路ブロックごとに細分化・分離した電源供給を実現。共通の電流経路を無くし回路間の干渉を抑えることで、高音質・高画質を可能にしています。またオリジナルの新開発大容量ブロックコンデンサーと整流ダイオードで回路構成し、極めて安定した電源供給能力を確保、大電流型パワートランジスターの能力を最大限に引き出しています。 | ||
ミニマムシグナルパスサーキット&ダイレクトメカニカルグラウンド 信号の引き回しを最小限の経路にし、信号の劣化を最大限に防いでいます。また、振動による影響を抑えるため、充分な防振対策をおこなっています。振動の発生源となるパワートランスは高剛性のボトムシャーシにしっかりと固定。ラジエーターもFOOTの間近に直付けすることによりパワートランスなどの他の振動源との干渉を抑え込むなど、様々なパーツの配置において振動の影響を排除する手段を講じています。これらの効果はクリアーな音質のみならず、映像信号においても色彩感豊かな透明感のある画像を生み出します。 | ||
プラグイン・オートセットアップ機能搭載 付属のマイクを使って、スピーカーの初期設定(スピーカー・コンフィグレーション)を自動的に行なう“オートセットアップ機能”を搭載しています。スピーカーから放たれる音声をマイクが集音。お部屋の反響や各スピーカーの位置などを最大8ヶ所測定し、適切な設定を自動で行ないます。マイクのコードプラグをアンプに接続するだけでセットアップ・スタンバイ状態になります。 | セットアップ用マイク | |
音の大小をリアルタイムに調整するAudyssey Dynamic Volume Audyssey Dynamic Volumeは音源を常にモニタリングしながら最適な音量に調節します。急に音量が変化した場合でもダイナミック感や明瞭度を損なうことなく適切なボリウムコントロールを自動的に行います。付属のマイクロホンを使って測定した部屋の音響特性から最適な音響効果を生むAudyssey MultEQ HT、小さな音量にしても音の質感を損なわないようにするDynamic EQ、そしてこれらの機能を組み合わせて最高のパフォーマンスを発揮するのがDynamic Volumeです。Dynamic Volumeの効果は、Midnight、Evening、Dayの3段階に調節可能です。 | ||
コンプレスト・オーディオ・リストアラー 圧縮処理をするときに省かれた信号を生成し、圧縮する前の音に近い状態に復元する機能です。同時に低音域の量感の補正もおこないますので、圧縮オーディオ信号をより豊かに再生することができます。圧縮された音声ソースに合わせ3段階に調整出来ます。 | ||
ネットワーク機能 ● メディアクライアント機能 Windows Media Player Ver.11等のメディアサーバーを利用して、パソコンに保存した音楽ファイルや画像ファイルを、LANを経由して再生することができます。オーディオフォーマットはMP3、WAV(リニアPCM)、AAC(DRM非対応)、WMA、FLACに、画像ファイルはJPEGに対応します。 ※ 本機のミュージックサーバー機能はDLNA(Digital Living Network Alliance)に準拠しています。 ●インターネットラジオを楽しむ。 LANに接続して世界中のインターネットラジオ放送を聴くことができます。ラジオ局のデーターベースである「vTuner」を利用し、DENON向けにカスタマイズされたリストからTV画面を見ながら選曲し、楽しむことができます。 ※MP3/WMAのインターネットラジオが再生できます。 ● Web コントロール機能(AV Amp Network Setup) PC上のブラウザでAVアンプのコントロール、セットアップが行なえます。 | ||
iPodとUSBメモリーがダイレクトに接続・操作できるUSB端子装備(オーディオのみの再生) 本機の優れたデジタルオーディオ回路を経由することにより、より高音質でお楽しみいただけます。 | ||
Dock Control端子装備 別売のDENON iPod用コントロールドック(ASD-11R)を接続してvideo、music、photo、movieの再生ができます。 ※ iPodの機種によっては一部お楽しみいただけない機能があります。 | ||
その他の特長 ■ 4種類の入力信号フォーマットに対してモードを自動的に記憶するオートサラウンドモード ■ 3ゾーンまでのマルチゾーン対応。 ■ 動作状態が一目でわかるインプット・アウトプット・マトリクスと2桁表示のディスプレイ ■ 暗い場所での視認性をより向上させたELタイプリモコン ■ 設定を瞬時に登録、すぐに呼び出せるクイックセレクトボタンを本体とリモコンに装備(3モードまで) スタンバイ状態からクイックセレクトボタンを押すだけでダイレクトに立上がります。 ■ レコードプレーヤーがつなげるPHONOイコライザー搭載 ■ オプションの2Way Remote対応 |
■諸特性 ● 定格出力/フロント130W+130W、センター130W、サラウンド130W+130W、サラウンドバック130W+130W(8Ω、20Hz-20kHz、THD0.05%) 【プリアンプ部】 【D/A部】 【フォノイコライザー部】 【ビデオ部】 【総合】 ■入出力端子 ● オーディオ系 ● ビデオ系 ● コントロール端子系
※ “Dolby”、“Dolby True HD”、“Pro Logic”およびダブルD記号は、ドルビーラボラトリーズの登録商標です。 |